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■参考書(08) 『難関大への演習 化学』

■『難関大への演習 化学』

絶版!『難関大への演習 化学』Z会出版

オススメ度:古本屋で見付けたら迷わずゲット!


東大・京大・早慶の4大学の過去問そのままという、ある意味非常に「お金の掛かっていない」問題集なのだが、以下の点で興味深い。

・2002年の出版なので、10年以上昔の4大学の過去問を楽しめる。これは貴重だ。

・東大受験者は京大の、京大受験者は東大の、東大・京大受験者は早慶の、それぞれの過去問をちゃんと解く機会は滅多にない。

・各大学の難問の中でも演習効果の高い有名問題を抑えてある。無駄に難しい問題は排除されている。

もうやることがなくなって来た…そんなあなたにこの一冊。Z会出版もこの時期を境にふぬけた本ばかりになってしまった…。
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テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

■参考書(07) 『医学部攻略の化学』

■『医学部攻略の化学』

河合塾『医学部攻略の化学』

オススメ度:特定分野の補強に使うなら一考の価値アリ


少々値の張る問題集。有機化学分野や平衡理論などで面白い問題を収録しており、それだけが本書の存在価値。全問を解いたからといって決して隙のない学力が付くわけでもないし、解説もおざなりで、はっきり言うと「手抜き」に近いのだが…。過去問を見て斬新な出題傾向を示す大学を志望するなら覗いてみては。

余談だが、同シリーズの物理や生物は本書よりもずっと完成度が高い。腹立つなあ、もう。あ、やっぱり悪口も書いてしまうのか…。

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■参考書(06) 『こだわって!』

■『こだわって』シリーズ

河合塾『新こだわって!国公立二次対策問題集化学』

オススメ度:特定分野の補強に有用


全部で4冊。なかなか面白い問題(過去問)が載っている。使い方としては、酸塩基理論や分配法則など、『重要問題集』などの総合問題集だけではどうしても演習不足、類題不足になってしまう特定分野の補強用途に向く。『重要問題集』の代替になるものではない。

簡単~標準な問題が多いので、人によっては全問解く必要はない。ある生徒には<難>マークが付いているものだけを薦めていたこともある。

このシリーズは使いやすいので、幅広い受験生にお奨めしたい。

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■参考書(05) 『化学I・IIの新演習』

■『化学I・IIの新演習』

三省堂『理系大学受験化学1・2の新演習 改訂版』

オススメ度:総合問題集を使って総点検したい化学既習者に


数研出版の『重要問題集』に比べ、「難しい」「理三や京医志望じゃなきゃオーバーワーク」などの評価が定着している本書だが、個人的には別に難しいとは思わない。というより、東大などで要求される『思考力』を重点的に鍛えるには向いておらず、どちらかというと『新研究』に通じるような「知識や理解の確認」に重きを置いている。この点には十分に注意して欲しい。本書を完璧にしても安心してはダメ。

また、『重要問題集』と違い、基礎~標準以下の問題がほとんど掲載されていないので、総合問題集で基礎固めをしたい現役生・化学の苦手な受験生には薦めたくない。駿台全国ハイレベル模試で偏差値70近く取れているのなら、知識の確認・あら探しに使うのは良いだろう。

それでは、現役生や化学の苦手な受験生には本書は無駄か、というとそうではない。『セミナー化学』や『重要問題集』を中心に標準問題を征服し、志望校の過去問に(一刻も早く!)取りかかり、各自の苦手分野や演習不足分野の類題を本書に求める。それが賢いのではないか。

受験生が参考書や問題集を買い漁り、いっぱしの評論家気取りになることは絶対に避けねばならないことではあるが、そうはいっても意外と多くの受験生は周囲の評判に釣られて買ってしまった問題集が何冊もあるだろう。その全てをやる必要はないが、その全てを捨てる必要もない。上記のように一冊の問題集を軸にして、苦手分野を自分の蔵書の中から探し出して補強する、これが一番効率的なのだ。

なお、本書に限らず、一冊の問題集を一回しか解かないのであれば初めからやらない方が良いぞ。もちろん初回で正答した問題まで復習する必要はないが、そうでない問題については(出来れば)五回も六回も繰り返した方が良い。

そういう意味では本書はボリュームがあり、かなり時間的余裕のある受験生でないと五周どころか二周すら厳しいだろう。

はっきり言うが、普通の東大理三受験生、京医受験生なら『重要問題集』で十分だ。それ以上の問題集を望むなら東大の過去問をゼヒどうぞ。

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■参考書(04) 『新化学小事典』

■『新化学小事典』

三省堂『新化学小事典』

オススメ度:ゼヒ!


前回『新研究』を事典代わりに使うなと書いた。辞書・事典とは「ある語句の概念を正確かつ端的に、即座に指し示すもの」でなければならない。そして、あらゆる(必要十分な量の)専門用語を扱っていなければならない。その点『新研究』は事典たり得ない。

小橋のイチオシは三省堂の『小事典』である。ポケットサイズでありながら大学初等レベルまで対応する豊富な内容。冗長を廃し、ごくシンプルに。かつ、各項目の解説の中に、本書の見出し語が含まれていれば、それを「*」マークで示してくれる。

僕は高校時代、これの第4版を、手垢にまみれて薄汚れ、人前に出すのが恥ずかしくなるほど読み込んだ。いわゆる『芋づる式』に、ある項目を読んで「*」マークがあれば次はそれを読む、というように。『生物小事典』『物理小事典』も同様だ。僕は三冊の『小事典』を常にカバンの中に入れて持ち歩いていた。電車に乗っていても授業中でも食事中でも、ふと疑問が浮かべばすぐに参照する習慣が出来上がっていた。

この本の凄いところは高校生が高校化学で疑問に思うであろう、或いは必要に迫られるであろう情報を、かなりの確率で与えてくれることだ。「硫酸ニッケル」という言葉が頭に浮かんだとき、「あれ、これはどれくらい水に溶けるのかな?」とか「結晶は何色かな?」とか「水和水はいくつかな?」とか、まぁ受験上どうでもいい内容までカバーしてくれる。それこそが「事典」としての存在意義ではないか。

逆に、これに載っていなければ「ああ、必要のない情報なんだな」と判断するための大きな根拠になりうる。インターネットが普及した現在、専門家ですらどうでもいいと思うような情報まで高校生が入手できるようになったが、その情報の重みまでは教えられることはまずない。文字通り、情報の海に飲まれてしまうのが関の山だ。

さて、今どきの電子辞書にはこれら『小事典』が搭載されているようだが、僕はやはり紙の事典を買うことを強くお奨めしたい。というのも、電子辞書って案外使わないんだよねえ、みんな。もちろん英和や広辞苑はそれなりに使うんだろうけど、それ以外のオマケ事典・辞書って滅多に開かない。僕の生徒を見ていてもそう。宝の持ち腐れ。

それに、こういう事典で遊ぶなら、「適当に開いたページを見回したときにランダムに目に飛び込んでくる項目」を自由気ままに渡り歩いてみたいじゃない?電子辞書だとどうしてもそういう俯瞰的な使い方が出来ないので、僕はやはり紙の事典が好きなのだ。

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プロフィール

小橋哲之

Author:小橋哲之
小橋塾塾長

研修医一年生

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